ちょっと苦手なお客様。客質を変えることはできる?

デキるキャバ嬢になるコツ 初めてでもカンタン♪

キャバ嬢は、よくお客様の客質を「良客」「太客」などの言葉で表します。「良客」はお店のルールを守る・優しい・気遣ってくれるなど、言葉の通り良いお客様ということ。「太客」は、頻繁にお店にきて指名してくれたり、1回の来店でお金をたくさん使ってくれて売り上げに貢献してくれるお客様のことです。キャバ嬢の仕事は、お客様にお金を使ってもらうのが仕事なので「良客」や「太客」が多ければ多いほど助かります。
しかし、お店にくるお客様の全てが「良客」「太客」ばかりではありません。いつも1セット(50分から60分ぐらい)ですぐ帰って、ドリンクもほとんど注文しない、お金をあまり使わない「細客」や、ボディタッチや大声をだすなど、迷惑行為が目立つお客様もいます。
けれども、自分の接客次第でお客様を「良客」や「太客」に変えることもできるのです。

「細客」のお客様への接客で意識してみること

まず、「お客様にお金を使ってもらいたい」という気持ちを抑え、ガツガツしないことです。いきなりドンペリやシャンパンといった高いお酒を入れてもらおうとせず、まずは1セットのうちに最初はドリンク1杯から。お客様が「このくらいなら良いかな」と思える金額を少しずつ少しずつ上げてもらえれば、無理なく安定して通ってもらえます。お客様も自分が「細客」であることはわかっているので、無理させない接客をしてもらえると「また来たいな」という気持ちになります。そして、気持ちよい接客が続けば、少しお金や時間に余裕がある時に「延長しようかな」と思ってもらえるでしょう。
最初は「細客」でも、定期的に長く通ってもらえて、毎回数杯ドリンクを注文してもらえるようになったら、売り上げアップにつながっていきますし、良い関係が築ければ「良客」になっていくこともあります。それに、これはもともと「良客」の人にもいえますが、キャバクラでお金を払って過ごす時間をとても楽しく思ってくれれば、「もっと時間を過ごしたい」とお金をたくさん使ってくれる「太客」になることもあるでしょう。なので、一番大事なのはガツガツした雰囲気を感じさせないことです。

ボディタッチをしてくるお客様を変えることはできるか?

キャバクラは基本的にボディタッチ禁止だけど、お酒を飲みすすめるうちに黒服にわからない角度などでボディタッチをしてくるお客様がいます。ある程度は自分でかわせるようにならないといけませんが、お客様が「振り払われた」と感じては、悪い印象が残ってしまいます。
触られていない時に自分から相手の両手を握っておさわりの手を封じたり、座り方を工夫するなどして、お客様が不快にならいないかわし方をしましょう。
座り方は、横のお客様にべったり寄り添ってしまうと触られやすくなってしまいます。お客様と並行に横に座るのではなく、浅く座って背筋をのばし、正面を相手に向けるように角度を斜めにして自分の膝と相手の膝をつけて座ると、適度な距離を保つことができます。膝をつけることでお客様との親近感も保ちつつ、体の距離は離れているのでボディタッチしづらい状態となるのです。
お客様に全ての主導権握られてしまうと触られやすい傾向にあるので、姿勢や話し方を正して触りづらい雰囲気を出すことが必要です。
また、手を握るまでは良いけれど足を触るのはNG、膝はいいけれど太ももはNGなど、自分なりのルールを決めておくと「これ以上はダメですよ」とお客様にはっきり言いやすくなります。お客様も基本的にはキャバ嬢に嫌われたくないので、可愛らしく「ダメ」と言われると、すんなり手を戻してくれたりもするものです。前向きに対処方法を考えて接客してみましょう。
基本的にキャバクラはボディタッチ禁止の場所です。お客様の目に余る行為が続く場合は他のお客様にも迷惑になるので、我慢せずお店に任せるようにしましょう。

コラム2.キャバ嬢 営業マニュアル

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